インフラエンジニアの種類と仕事内容

パソコンやスマートフォンをはじめ、いまや多くのIT機器が人々に普及している。
これら機器を使ってインターネットを利用して、人々は情報収集から買い物まで日々の生活をより楽に、より豊かにしている。
こうした快適さの恩恵を受けられるのは、人々が所有するIT機器はもちろん、インターネットを利用する為に必要なネットワークやサーバーがあるからだ。

このインフラ部分の設計や構築を担当する重要な存在が「インフラエンジニア」である。
インフラエンジニアはITインフラに関する設計や構築業務を全般的に担当して、運用後は適切に稼働しているかを監視する保守業務も行う。
インフラエンジニアにはインフラを担当するエンジニアすべてが当てはまるが、細分化するとサーバーエンジニア・データベースエンジニア・ネットワークエンジニアなどに分けられる。
それぞれのインフラ設計・構築、運用保守に特化したエンジニアといえる。

いずれの仕事内容もユーザーが快適にシステムを利用できるよう、専門性の高さをもって業務にあたるため、インフラエンジニアになるには十分な知識とスキルの習得が必要だ。
キャリアとしては、システムエンジニアでシステム設計・開発の基礎を学んでから転向する人が多い。
今の時代、ITインフラはもはや社会全体のインフラと言っても過言ではない。
そのため、自身の仕事が社会貢献に大きくつながっているというやりがいを持って仕事にあたれるのがインフラエンジニアの魅力だ。